大雪山沼の平 難易度:☆☆☆☆

姿見の池(1時間50分)裾合平分岐(50分)当麻乗越(1時間)沼入り口(1時間)愛山渓温泉

 

当麻乗越から沼の平方面。2002年の写真コンテスト

のポスターの山野井先生の写真とほぼ同じ場所だと思う。(もちろん向こうの写真のほうがすばらしいが)

同じ所から旭岳方面。旭岳には

雪をかぶっている。

 

 

時期的には高原温泉と同様、平年、秋分の日の頃に見頃を迎えます。その頃には旭岳の頂上付近は雪をかぶっていることが多く。紅葉と雪の旭岳を眺めることができます。ここの紅葉はよくポスターの写真に採用されることが多く、すばらしい紅葉です。私が訪れるきっかけになったのも、JR北海道の小冊子に載っていた写真を見たからです。

 

 さて、出発は旭岳温泉。前日は温泉に浸かってゆっくり休み。朝一番のロープウェイで姿見の池に上がります。観光客と一緒に噴煙の上がる旭岳と綺麗な水をたたえる池を眺めて出発します。多少アップダウンもありますが、ほぼ平坦の道を裾合平に向かいます。2時間ほどすると分岐に到着。ここから中岳温泉方面は夏、チングルマの大群落が見事なところです。当麻乗越方面に進んでいきます。少々登りですが、たいしたことはありません。前方に沼の平の湖沼群が見えてくる頃、振り返ると雪のかぶった旭岳が見えてきます。しばらく進むと当麻乗越に到着。ごはんを食べながら、沼のまわりの草紅葉と雪のかぶった旭岳をたのしみます。

 

 沼の平に降り沼をみながら木道を歩いていきます。ここまで来ると人も少なくなり静かな沼散策が楽しめます。沼めぐりが終わると樹林の中の急坂を下っていきます。少々きついですが頑張ってください。

 

 愛山渓温泉には日帰りの入浴施設や安価な山小屋もあります。遅くなったら泊まるのもいいでしょう。バスは本数が少ないのであらかじめ調べていったほうがいいです。